「競馬をやめたい」と思っているのに、土日になるとスマホでレースを確認して、気づけばまた馬券を買っている。そんな経験はありませんか?
**「競馬ができないスマホがあればいいのに」**と思ったことがあるなら、スマホを買い替えなくてもできる対策があります。
競馬を我慢し続けるのではなく、スマホから競馬にアクセスしにくい環境を先につくる方法です。
今はスマホですぐ馬券を買える
以前なら、馬券を買うには競馬場やウインズなどへ行く必要がありました。
今はスマホがあれば、自宅や外出先からインターネットで馬券を購入できます。
レースを見る。オッズを見る。予想を見る。そして、そのまま馬券を買う。
今では、ここまでをスマホ一台でできるようになりました。
実際、政府資料によると、2023年の中央競馬の売得金のうち83.0%がネット投票でした。
地方競馬では**90.0%**です。[1]
もちろん、「ネット投票」のすべてがスマートフォンから行われているという意味ではありません。
ただ、競馬が競馬場だけで行うものではなく、
インターネットから簡単に参加できるものになっている
ことは分かります。
朝日新聞も、公営ギャンブルでオンライン購入が広がり、中央競馬では2023年に83.0%を占めたと報じています。[2]
競馬をやめたい人にとっては、この便利さが競馬へ戻るきっかけになることがあります。
競馬アプリを消すだけでは戻れてしまう
競馬をやめようと思って、競馬関連のアプリを削除したことがある人もいると思います。
ただ、アプリを削除しても再インストールできます。
Safariから検索して、投票サイトを直接開くこともできます。
つまり、アプリを一つ消しても、スマホから競馬へ戻る方法は残っています。
何度も競馬をやめようとして、そのたびにスマホから戻ってしまうのであれば、
「競馬を見ない」ではなく、「競馬を見られない環境をつくる」
という方法があります。
意志だけに頼らず、競馬できない環境をつくる
競馬を繰り返してしまうと、「自分は意志が弱い」と考えてしまうことがあります。
負けた直後は「もう絶対にやらない」と思ったのに、数日するとまた馬券を買ってしまう。
しかし、ギャンブルを繰り返す仕組みは、単純に意志の強さだけで説明できるものではありません。
AMEDと京都大学が発表した研究では、ギャンブル依存症患者を対象とした実験で、状況に応じてリスクの取り方を柔軟に切り替える働きに特徴がみられたことが報告されています。[3]
だからこそ、毎回「今日は買わない」と我慢するだけではなく、
馬券を買いたくなっても、すぐには買えない環境を先につくる
という考え方があります。
ギャンブルをやめるための環境づくりについては、「ギャンブルをやめる方法|意志に頼らずできる対策」でも紹介しています。
「競馬ができないスマホ」に近づける方法
競馬ができない専用スマホを買う必要はありません。
今使っているスマホでも、競馬への入口を減らすことができます。
JRAのネット投票を利用停止にする
JRAには、本人からの申請によって電話・インターネット投票を停止する制度があります。[4]
利用停止後は、利用停止日の翌年末日まで解除申請できません。
「JRAのネット投票をやめる」と決めている場合は、投票サービスそのものを止める方法があります。
スマホから競馬サイトをブロックする
もう一つが、スマホ側から競馬サイトへのアクセスを止める方法です。
JRAの利用停止が「投票サービス側から止める方法」なら、ギャンブルブロックアプリは「スマホ側から競馬への入口を塞ぐ方法」です。
ここで使えるのが「NextMe」です。
NextMeでできること
NextMeは、対象のギャンブルサイトやサービスへのアクセスをブロックするiPhoneアプリです。[5]
競馬をはじめ、競艇、競輪、オートレースなど、主要なギャンブルサービスをまとめてブロックできます。
仕組みはシンプルです。
競馬をしたくなってスマホから競馬サイトを開こうとしても、NextMeがアクセスをブロックします。
「競馬を見ないように頑張る」のではなく、「見ようとしても開かない環境」を先につくる。
スマホ自体は普段どおり使えます。
電話やLINE、動画、仕事などに使いながら、競馬へのアクセスを制限できます。
また、NextMeには家族やパートナーなど大切な人と一緒に続けるためのサポーター機能があります。
ブロックを解除した場合などにサポーターへ通知することで、自分一人だけで「解除するか」「我慢するか」を判断する状態から離れます。
特に、
- 競馬をやめたいのに毎週スマホで馬券を買ってしまう
- 競馬アプリを消しても再インストールしてしまう
- Safariから競馬サイトを検索してしまう
- スマホは必要だけど競馬だけできないようにしたい
という人は、スマホの環境そのものを変える方法があります。
「次の土日は我慢する」と決めるだけではなく、
次の土日までに、競馬へアクセスしにくい環境をつくる。
競馬をしたくなるたびに我慢するのではなく、競馬をしたくなったときのために先に仕組みをつくる。
「競馬ができないスマホが欲しい」と思ったことがあるなら、まずはスマホの中にある競馬への入口を減らすところから始めてみてください。
NextMeの機能について詳しく知りたい方は、「ギャンブルブロックアプリNextMeの使い方」も参考にしてください。
参考文献
-
こども家庭庁「参考資料4 成育医療等の提供に関する主な施策」
「公営競技の売上及び投票場別割合の推移(令和元~5事業年度)」を参照。令和5事業年度のネット投票割合は、中央競馬83.0%、地方競馬90.0%。
-
朝日新聞「公営ギャンブル、ネット購入が8~9割 賭け意識乏しく、依存の懸念」
2025年4月28日掲載。政府調査をもとに、公営ギャンブルでオンライン購入が広がっている状況を報道。
-
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)・京都大学「ギャンブル依存症の神経メカニズム―前頭葉の一部の活動や結合の低下でリスクの取り方の柔軟性に障害―」
2017年4月4日公表。ギャンブル依存症患者における、状況に応じたリスク態度の切り替えについて報告。
-
JRA「電話・インターネット投票の利用停止について(ご本人による申請)」
本人からの申請によって、JRAの電話・インターネット投票を利用停止する制度についての公式案内。
-
Apple App Store「NextMe ギャンブル依存対策 ギャンブルをブロックする」
NextMeのギャンブルサービスへのアクセスブロック、対応サービス、サポーター機能などのアプリ情報を参照。


