ギャンブルをやめたいと思っているのに、気づけばまたサイトを開いたり、賭けたりしてしまう。そんなときは「次こそ我慢する」と意志だけに頼るより、ギャンブルを始めるまでの入口を一つずつ減らすことが大切です。

この記事では、なぜやめたいのに繰り返してしまうのかを整理したうえで、ギャンブルをやめるために今日からできる5つの方法を紹介します。

ギャンブルをやめたいのに、なぜやめられないのか

「もうやらない」と決めても、ギャンブルに戻りやすい入口やきっかけが残っていると、また賭けてしまうことがあります。

スマホからサイトをすぐに開けて、ギャンブルに使えるお金が手元にあると、気持ちが揺れたときに行動へ移しやすくなります。暇な時間、ストレスを感じたとき、給料日などがきっかけになる場合もあります。

スマホからギャンブルを始めるまでの流れ

「やらない」と決めることは大切ですが、それだけではサイトやお金、日々のきっかけは変わりません。

ギャンブルを我慢し続けるのではなく、ギャンブルを始めにくい環境を先につくる。

これから紹介する5つの方法は、こうした入口やきっかけを一つずつ減らすためのものです。詳しい背景は、ギャンブル依存症のサインや原因の記事も参考にしてください。

1. ギャンブルへの入口を減らす

最初に、スマホの中にあるギャンブルへの入口を減らします。

  • ギャンブル関連のアプリを削除する
  • よく使うサイトのブックマークを削除する
  • ギャンブル関連の通知を止める
  • 関連するメールやSNSを見る機会を減らす

アプリを削除しても、ブラウザーからサイトを開ける場合があります。アプリ、ブックマーク、通知に加え、サイトへのアクセスも見直すなど、入口を複数減らしておくと、再開までに立ち止まる機会をつくれます。

すぐにアクセスできる状態を残していると、そのたびに「やるか、やらないか」を判断することになります。

目に入る機会やアクセスするきっかけを減らしておけば、毎回自分で我慢する場面も減らせます。

まずは、ギャンブルにつながる入口を一つずつ減らしていきましょう。

2. ギャンブルサイトにアクセスしにくい環境をつくる

ブックマークや通知を減らしても、検索すればギャンブルサイトへアクセスできることがあります。

その場合は、対象サイトへのアクセスを制限する方法があります。

「見ないようにする」のではなく、見たくなったときにもアクセスしにくい状態を先につくるという考え方です。

ギャンブルサイトへのアクセスを制限するイメージ

スマホからギャンブルをすることが多い場合は、スマホの中の環境そのものを見直すことが重要です。

サイトを開きやすい状態を見直すことで、ギャンブルを始めるまでの流れを途中で止めやすくなります。アプリの種類や選び方は、ギャンブルをやめるアプリの種類と選び方で紹介しています。

オンラインカジノを繰り返し開いてしまう場合は、国内からの利用が違法であることも踏まえ、オンラインカジノをやめたいときにできる5つの対策を確認してください。

3. ギャンブルに使えるお金を見直す

ギャンブルへのアクセスと一緒に、お金の流れも見直します。

すぐに使えるお金があると、「少しだけなら」とギャンブルを始めるきっかけになることがあります。

生活に必要なお金と自由に使うお金を分けるなど、ギャンブルにすぐ使えるお金を減らす方法を考えてみましょう。

たとえば、生活費と自由に使うお金を、別の口座や管理方法で分けることから始められます。

大切なのは、お金を使う直前に我慢するのではなく、使いにくい状態をあらかじめつくっておくことです。

ギャンブルを始めるまでには、「サイトへアクセスする」「お金を入れる」など、いくつかの段階があります。

その入口を一つずつ減らしていくことで、ギャンブルまでたどり着きにくい環境をつくれます。

4. ギャンブルをしたくなるタイミングを知る

ギャンブルをしたくなるタイミングには、人それぞれ傾向があります。

たとえば、暇な時間やストレスを感じたとき、給料が入った直後などです。

ギャンブルをしたくなったときに、

  • いつだったか
  • 何をしていたか
  • どんな気分だったか

を簡単に振り返るだけでも、自分のパターンが見えやすくなります。

今日、給料日の夜や暇な休日など、自分が賭けたくなる場面を一つ書き出してみましょう。

きっかけが分かれば、その時間に別の予定を入れたり、スマホから離れたりと、先回りした対策を考えられます。

「ギャンブルをしたくならないようにする」ことだけを考えるのではなく、したくなったときにどう行動するかを先に決めておくことも大切です。

5. ギャンブル以外の行動を先に決めておく

「ギャンブルをしない」と決めるだけでは、これまでギャンブルに使っていた時間がそのまま残ります。

その時間に何をするかを決めていないと、暇になったときに再びスマホを開き、ギャンブルサイトへ戻ってしまうことがあります。

そこで、ギャンブルをしたくなったときに取る行動を先に決めておきます。

散歩をする、動画を見る、運動するなど、特別なことでなくても構いません。

たとえば「賭けたくなったら5分だけ散歩する」と決め、すぐにできる行動を一つ用意しておきます。

重要なのは、ギャンブルをしたくなってから考えるのではなく、次にすることをあらかじめ決めておくことです。

ギャンブルをやめるなら「我慢」より「仕組み」を変える

ギャンブルをやめようとすると、「自分が我慢できるかどうか」に意識が向きがちです。

しかし、いつでもギャンブルサイトを開けて、すぐにお金を使える状態では、そのたびに我慢が必要になります。

意志だけに頼る状態と環境を変えた状態の比較

ギャンブルへの入口を減らし、お金やきっかけを見直して、次にする行動を決めておく。必要なら周囲の協力も得ながら、できる方法を組み合わせていきます。

一度にすべて変える必要はありません。

まずは今日、一つだけでもギャンブルにつながる入口を減らしてみてください。

またギャンブルをしてしまったら

一度また賭けてしまっても、そのまま続ける必要はありません。まず、どこから再開したかを振り返ります。

サイトを開いたのか、アプリの通知を見たのか、使えるお金が手元にあったのか。時間帯も含めて入口を一つ確かめ、その入口をもう一度減らす方法を考えてみましょう。

繰り返し止められない場合や、生活・お金への影響が大きい場合は、一人で抱えず、ページ下部の相談先も利用してください。

一人でやめるのが難しいと感じたら

何度やめようとしても繰り返してしまう場合や、お金や生活への影響が大きくなっている場合は、一人だけで抱え込まず、周囲や専門の相談先を頼ることも選択肢です。

信頼できる家族や友人に「ギャンブルをやめようとしている」と伝え、お金やアクセス環境を一人だけで管理しない方法を一緒に考えることもできます。

NextMeには、ブロックを解除したときに、指定したサポーターへメールで通知する機能があります。環境を変えることと人に相談することを、必要に応じて組み合わせてください。

NextMeでできること

スマホからギャンブルサイトを開いてしまう場合は、アクセスを制限する方法も選択肢です。

NextMeは、iPhoneに専用プロファイルを設定し、登録済みのギャンブル関連ドメインへの接続を制限するアプリです。

  • 登録済みのギャンブル関連ドメインへの接続を制限
  • ブロック解除時に指定したサポーターへメールで通知
  • ギャンブルから離れ続けた日数を表示

アクセス制限も、ギャンブルをしにくい環境をつくる選択肢の一つです。